昨年の覇者
ウリウリの最終追い切りは栗東坂路。軽く気合をつけられると、瞬時に
ギアチェンジ。鋭い伸びを披露し、4F56秒6-39秒9-12秒3をマークした。
藤原英師は「先週、しっかりやっているし、きょうはしまいの反応を見る感じ。しっかり仕上がっている」と合格点を与える。牡馬相手の前走、
阪神Cは4着に敗れたが「今回は牝馬限定戦だからな」と手応えは十分だ。
京都は全4勝中3勝を挙げる得意コース。「勝てるように仕上げている。あとは世界の福永さんにお任せやな」とニヤリ。“世界一”
ジャスタウェイの主戦を務めた鞍上に導かれ、2つ目の重賞タイトルをつかみ取る。
アロマティコが力強い脚さばきを披露した。新コンビの松山を背に栗東坂路で単走。馬場の荒れた時間帯で、ノメりながらも最後までしぶとく伸びた。4F55秒7-40秒7-13秒0。佐々木師は「馬場が悪くて引っ繰り返りそうになっていたね。動きはずっといい感じできているよ」と好感触。「展開ひとつだと思う。ハイペースで流れてくれれば」と持ち前の末脚に期待を寄せた。
提供:デイリースポーツ