スマートフォン版へ

ゴールドシップの追い切りに騎乗した岩田は期待を込め「今年初戦なので楽しみ」/AJCC

デイリースポーツ
  • 2015年01月22日(木) 12時00分
 有馬記念優勝馬の参戦は、83年アンバーシャダイ(1着)以来32年ぶり。56回を数える伝統のGII戦に臨むゴールドシップが、栗東坂路で活気あふれる動きを披露した。「有馬記念以上の出来。今年初戦なので楽しみ」。手綱を取った岩田が期待を込めた。

 馬場整地後の栗東坂路で、ディーセントワーク(4歳500万下)との併せ馬。力強く四肢を回転させ、ラスト1Fで軽くゴーサインを送られると瞬時にひと伸び。追いすがる僚馬に2馬身先着した。タイムは4F52秒6-38秒3-12秒5。「動きはすごくいい。反応も良かった。常歩、速歩でもキビキビしていた」と鞍上は合格点を与えた。

 主役の座は譲れない。昨年の有馬記念は3着に終わったが、勝ち馬とはわずか0秒1差。苦手とするスローペース&切れ味勝負でも崩れなかった。「復調途上だった一昨年の3着とは内容が違う」と今浪厩務員は胸を張る。引き続き舞台はGI2勝を含む[2-0-2-0]の中山。リラックスしてレースに臨めるよう、例年の中山遠征時と全く同じ場所の出張馬房を利用する予定だ。「コース相性自体も悪くないが、中山では不思議と落ち着きが出る」と目を細めた。

 今春はドバイシーマクラシックに登録済みだが、上半期の最大目標はあくまで3連覇が懸かる宝塚記念だ。「年明け初戦で弾みをつけてほしい」とベテラン厩務員はエールを送る。厩舎で二枚看板を務めたジャスタウェイは世界一のままターフを去った。“同級生”から託されたバトンを握り締め、芦毛の5冠馬が現役最強を誇示していく。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す