馬体の硬さから、以前は「スクミ」がしばしば見られたが、春以降はそんな面が完全に解消。レース後の回復が早くなり、確実に体質が変わった印象がある。前走の福島戦(差して届かずの6着)の後は、すぐに乗り出しを始めており、中3週で臨むここはローテーションも理想的。1週前の追い切りは、62.4-45.8秒と意識してセーブしたが、細身の牝馬ならこれで十分。直前に単走でサーッとやれば、万全の体調に持っていけるはずだ。東京のマイルを勝った内容が文句なしで、左回りの新潟の適距離なら間違いなく好勝負。今度は脚を余すことなく、キッチリ差し切れる。