前走の福島戦は6ヶ月半ぶりの実戦。プラス20キロの馬体は成長分もあったが、やはり締まりに欠け、ひと叩き必要と思われる体つきだった。レースも流れに乗りながら、直線で息切れしての5着、芝に対するスピード能力も今一歩の感。今度は初めてダートへの挑戦となるが、パワー型の体型で先行力を生かすには大歓迎。21日の1週前追いでは、そのパワーを見せつけるかのように、3頭併せの外で内の同格2頭をゴール前で一気に突き放して2馬身以上先着。時計こそ5F67.5-38.9秒と平凡だったが、パワフルな走りは、ひとクラス上の迫力だった。休み明けをひと叩きして太め解消の今回は本領発揮。