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ロゴタイプの田中剛師「ダートは合っていると思う」/根岸S

デイリースポーツ
  • 2015年01月27日(火) 12時00分
 新たなステージで、GI2勝馬ロゴタイプが13年皐月賞以来のVを狙う。前走の中山金杯はレコード決着のなか、2着に好走し復調を印象付けながら、今回は新味を求めてダートに初参戦。芝GIウイナーによる砂初挑戦といえば、01年NHKマイルCの覇者クロフネ(同年の武蔵野Sを9馬身差で楽勝)のような成功例もあるが、乗り越えるべきハードルは決して低くない。

 まさに未知の戦い。ただこの馬の場合、2歳時にベコニア賞を制したあと、手綱を取ったM.デムーロは陣営へ朝日杯FS(1着)ではなく交流GI・全日本2歳優駿への参戦を進言した経緯がある。つまり、世界の名手は秘めるダート適性を早くから感じ取っていたわけで、可能性を広げるシーンも十分だ。

 田中剛師も「たぐるような走り方で、フットワークも力強い。ダートは合っていると思う」と前向きに分析する。週3回はダートで調整を行っており、スムーズな走りを披露。ケイコと実戦とでは違うとはいえ、手応えは十分。そして、美浦Wの1週前追い切りでも5F66秒1-12秒7(G強め)と、好走した前回の出来をキープしている。

 正式な参戦表明こそしていないが、ここで結果を残せれば当然、フェブラリーS(2月22日・東京、ダート1600m)でも有力候補の一頭に。さらに今春は、クイーンエリザベスS・豪GI(4月11日・ロイヤルランドウィック、芝2000m)への遠征プランもある。目の離せない一戦となりそうだ。

提供:デイリースポーツ

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