23日、函館競馬場で行われた1R・2歳未勝利(ダート1000m)は、
松岡正海騎手騎乗の4番人気クリテリウム(牝2、栗東・大久保正陽厩舎)が、道中中団から直線で内を突き、逃げた1番人気
ポートジェネラルを1.3/4馬身差し切って優勝した。勝ちタイムは1分00秒9(良)。さらに1馬身差の3着には3番人気
ダイナミックターンが入った。
勝ったクリテリウムは、
父ボストンハーバー、母は
サンセットキス(
その父トニービン)という血統。伯父に97年
青葉賞(GIII)を制した
トキオエクセレント、叔父には03年
大阪杯(GII)優勝馬
タガノマイバッハ(牡6、栗東・松田博資厩舎)がいる。デビュー戦(函館・芝1000m)では8着に敗れていた。通算成績2戦1勝。本馬は4月に行われた
JRAブリーズアップセールで売却(600万円)された
JRA育成馬で、同セール出身馬は4頭目の勝ち上がり。また新種牡馬
ボストンハーバー産駒は、現2歳世代3頭目の勝ち上がりとなった。