ベステゲシェンクは美浦Wで3頭併せを行い、5F68秒7-39秒5-13秒4。最後方から追走し、直線はインから併入した。併走相手にすっぽり隠れるほど、低いフォームは最後まで乱れがない。「重賞初挑戦で相手が強い」とした古賀慎師だが、野心もチラリとのぞかせる。「前走は鋭い末脚で差し切った。全姉の
シュプリームギフト(13年
函館スプリントS2着)と同様に短距離適性は高い」と前を見据えた。
京都金杯15着からの巻き返しを狙う
ホウライアキコは、栗東坂路でラスト重点に4F55秒1-39秒9-12秒2を計時。鋭くまとめて最終調整を完了した。「予定通り、しまい重点で。攻め馬では動かないわけではないのですが、競馬に行ってメリハリがありませんからね。今回は距離を短縮。1200m戦できっかけをつかめれば」と南井師。2戦2勝の6Fで変わり身を発揮したいところだ。
ファイナルS13着からの反撃を描く
カオスモスは、新コンビの池添を背に栗東坂路で4F51秒9-38秒4-12秒1。ラストは数字のイメージ通りに瞬時に反応、併せた
オペラハット(4歳1000万)を0秒7突き放した。「後ろからついて行き、しまいを追ってという指示。少しもたれる面があると聞いていましたが、いい動きでした。息の入りも良かったです」と鞍上は好感触だった。
提供:デイリースポーツ