23日、函館競馬場で行われた
ラベンダー賞(2歳OP・芝1200m)は、
五十嵐冬樹騎手騎乗の3番人気
モエレジーニアス(牡2、北海道・
堂山芳則厩舎)が、好位追走から直線で内を突き、逃げた1番人気
シルクドラグーンを1.1/4馬身交わして快勝した。勝ちタイムは1分10秒9(良)。さらに2馬身差の3着は中団から脚を伸ばした4番人気
クリムゾンルージュが入った。
勝った
モエレジーニアスは、
父フサイチコンコルド、母は
シャルナ(
その父Darshaan)という血統。伯父に90年ガネー賞、イスパーン賞(共に仏G1)を連勝し、日本でも種牡馬生活を送った
クリエイターがいる。同馬は03年セレクトセールにて2650万円で取引された。6月のデビュー戦(札幌・ダート1000m)に快勝。続く今年初の2歳重賞、
栄冠賞(旭川・ダート1000m)でも2着に好走していた。通算成績3戦2勝(
JRA1戦1勝)。このレースの勝利で、8月7日に行われる
函館2歳S(GIII)への出走権を得た。