東京9Rの
セントポーリア賞(3歳500万下・芝1800m)は、1番人気
ドゥラメンテ(
石橋脩騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分46秒9。5馬身差の2着に7番人気
ウェルブレッドが、アタマ差の3着に12番人気
グラブザフラッグがそれぞれ入線。
ドゥラメンテは美浦・
堀宣行厩舎の3歳牡馬で、
父キングカメハメハ、
母アドマイヤグルーヴ(母の
父サンデーサイレンス)。通算成績は3戦2勝となった。
レース後のコメント
1着
ドゥラメンテ(
石橋脩騎手)
「返し馬のときからゲートのことは意識していましたが、レース前から落ち着いていて、いい気配でした。今後の競馬に不安な点を残さないように、前半は気をつけて乗りました。口向きのよくないところはありましたが、それは強めに外に出したからです。直線ではいつの間にか先頭に立っていたような感じでした。すごい馬です。ゲートに関してだけでなく、厩舎が一生懸命に仕上げてくれたおかげです」
2着
ウェルブレッド(
武豊騎手)
「のんびりした馬で、乗りやすい馬です。普通なら500万では勝っているぐらいの馬ですが、今日は勝った馬が強かったです」
4着
ノースストーム(
蛯名正義騎手)
「がんばっていました。2着以降は差がありませんでしたが、勝った馬だけが強かったです。いい馬ですが、テンションが上がらず折り合いがつけばいいですね。距離はもっと長くてもいいのですが、気持ち的にはマイラーなので、そのへんが合致すればよくなるのではないでしょうか」
6着
ラブユアマン(F.
ベリー騎手)
「やわらかい馬場がこたえたのでしょうか。トモが弱く、体ができていないので、疲れたのかもしれません」
7着
ダイワエキスパート(後藤浩輝騎手)
「距離は短いところよりも、これぐらいの方がいいイメージでした。勝った頃の調子と比べると、良化途上かもしれません。最後は前脚の動きが硬く感じました。しかし、着差は小さいので、力は出したと思います」
8着
ボルゲーゼ(
北村宏司騎手)
「この馬としてはゲートでも落ち着いていました。枠もよかったですし、スタートはうまくいきました。プレッシャーのない位置で、息を入れながらスムーズに運べました。坂下で並ばれたときにこちらが思っているよりも抵抗できず、下がってしまいました。なぜなのかはわかりません。馬のコンディションは本当によかったです」
10着
エニグマバリエート(
福永祐一騎手)
「3コーナーから外に逃げてしまい、気持ちがそちらに向いてしまいました。馬群の中にいれればよかったのですが、今日は外枠でしたからね......」
ラジオNIKKEI