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ルメール「日本の馬で凱旋門賞を勝ちたい」/騎手試験合格者会見

  • 2015年02月05日(木) 18時02分
 5日午後、栗東トレーニングセンターにてJRA平成27年度新規騎手免許合格者の記者会見が行われた。初の外国人騎手合格者であるクリストフ・ルメール騎手は競馬学校を卒業した3名とともに会見に応じた。なお、もうひとりの外国人合格者のミルコ・デムーロ騎手は香港滞在のため欠席した。新規騎手合格者には例年どおり3月1日付けでJRAより騎手免許が交付される。クリストフ・ルメール騎手、ミルコ・デムーロ騎手とも栗東に所属、フリーの騎手として活躍の場を広げる。

クリストフ・ルメール騎手の話
騎手免許試験合格の瞬間は、日本の自宅にいました。フランスにいる妻とSkypeで話しながら、JRAのウェブサイトを見ながら妻と一緒に祝いました。この合格は本当に嬉しい。新しい騎手人生の始まりです。わたしはすでに13年日本で騎乗経験があります。この経験を皆様とシェアしたいです。

いつもサポートありがとうございます。わたしはいっぱい勝ちたい。日本の馬でビッグレースを勝ちたい。特に勝ちたいレースはダービーです。どの国でもダービーは重要なレースですから。そして、日本の馬で凱旋門賞を勝ちたいです。一生懸命頑張ります。ありがとうございます。

ミルコ・デムーロ騎手の話
香港で調教に騎乗後に合格のニュースを聞いた。泣きたいほど嬉しい。興奮している。

加藤祥太さん(かとう・しょうた、庄野靖志厩舎所属)
入学するまで毎日馬に乗ったことがなかったので特に最初が辛かったが、今思えばそのときに厳しく指導されてよかったです。目標は武豊騎手です。人間性、技術面の両方で周囲の方々から認めてもらい、結果を出していく騎手になりたいです。まず今年は新人賞をとります。将来は凱旋門賞を勝ちたいです。

鮫島克駿さん(さめしま・かつま、浅見秀一厩舎)
父が騎手。小学生のときに兄も騎手になり、強い憧れを抱いていました。合格発表のあと、父から「これからがスタートなので頑張れ」と言われました。目標は福永祐一騎手と四位洋文騎手。謙虚な気持ちとまわりの方への感謝を忘れず、馬の能力を最大限に発揮できる騎手になりたいです。

■三津谷隼人さん(みつや・はやと、目野哲也厩舎)
父が厩務員。幼いころからこの世界を目指していました。競馬学校では最後の模擬レースで総合優勝できたのが嬉しかったです。目標は幸英明騎手国分優作騎手のようなダイナミックな騎乗ができる騎手になりたいです。目野先生のご指導のもと、日々努力を忘れず、新人賞を狙って頑張りたいと思います。(取材・写真:花岡貴子)

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