東京11Rの第65回
東京新聞杯(GIII、4歳上、芝1600m)は3番人気
ヴァンセンヌ(
福永祐一騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分35秒7(稍重)。クビ差2着に9番人気
アルフレード、さらにクビ差で3着に1番人気
フルーキーが入った。
ヴァンセンヌは栗東・
松永幹夫厩舎の6歳牡馬で、
父ディープインパクト、
母フラワーパーク(母の
父ニホンピロウイナー)。通算成績は11戦6勝となった。
〜レース後のコメント〜
1着
ヴァンセンヌ(福永騎手)
「スタートを上手に出ました。行きたがる面を見せて、3コーナーまで苦労しましたが、前に馬を置いて内で脚をためられました。直線では、あまりにスムースに前が空いたので早めに先頭に立ちすぎてしまいました。まだ行きたがる面があるし、速い時計へ対応出来るか、課題はありますが、この先、楽しみな馬です」
(
松永幹夫調教師)
「渋った馬場に実績があるし、今日は雨が降っていたので楽しみが増しました。レースでは最後はヒヤヒヤしましたが、最後まで我慢してくれました。やはり力のある馬です。春の目標は
安田記念です。脚元の様子を見ながら、その前に一戦使うつもりです」
2着
アルフレード(柴山騎手)
「ゲートはよく出てくれました。直線に向いてもいい手応えでした。勝ったかなと思ったのですが...惜しいです。乗った感じでは今日の馬場は大丈夫です」
3着
フルーキー(岩田騎手)
「行くぞ、という時にワンテンポ遅れてしまいました。最後は来ていますが...」
4着
シャイニープリンス(後藤騎手)
「よく頑張っています。力があるなと思いました。早めに抜け出て行ってというタイプではないので、勝ち馬を目標にはしていました。(完調までは)もう少しですね」
5着
リルダヴァル(
ベリー騎手)
「年齢はいっていますが、よく走ってくれました。いいポジションにつけられて、直線でも頑張って伸びようとしていました。3着くらいには入れるかと思いましたが、5着だったので、切れ味の差が出たと思います」
6着
エキストラエンド(デムーロ騎手)
「前半は行き脚がつかず、後方からになりました。しっかりと伸びていますが、この馬場が得意ではないことが一番の敗因ではないでしょうか」
7着
マイネルメリエンダ(柴田大騎手)
「頑張っていますね」
11着
サトノギャラント(北村宏騎手)
「追走は苦労しませんでした。ペースが流れていないのでジワッという感じで行きました。直線でも坂下は良かったのですが、外の馬が来て一緒に動き出しても、この馬場ではグリップしません」
15着
マイネルホウオウ(松岡騎手)
「見せ場十分の競馬でした。直線半ばまであわやと思わせましたが、最後は伸びませんでした。しかし、長期休養明けとしてはいいレースでした」
ラジオNIKKEI