東京11Rの第50回
クイーンカップ(GIII、3歳牝馬、芝1600m)は2番人気
キャットコイン(
柴田善臣騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分34秒0(良)。クビ差2着に3番人気
ミッキークイーン、さらにクビ差で3着に1番人気ロカが入った。
キャットコインは美浦・二ノ宮敬厩舎の3歳牝馬で、
父ステイゴールド、
母ストレイキャット(母の
父Storm Cat)。通算成績は3戦3勝となった。
〜レース後のコメント〜
1着
キャットコイン(柴田善騎手)
「意外と楽に先頭に立って、すごく力をつけていることが分かりました。向正面では外の馬と接触しましたが、折り合いは心配のない馬ですし、怒らずに落ち着いて走っていました。デビュー戦、2戦目とひ弱な部分があり、どんと来いという感じではなかったのですが、今日は返し馬から落ち着きが出ていました。1回放牧に出したら背丈も伸びていました。飼い葉がもっと食べられるようになり、体が大きくなってくれればいいですね」
(二ノ宮敬宇調教師)
「ゲート練習をしたこともあって、今日はすごく落ち着いていました。追い切って体が減らずに使えたということが大きかったです。牧場から帰ってきて余裕もありましたし、調整もしやすかったです。この後、
トライアルか本番に直行かは、オーナーと相談したいと思います」
2着
ミッキークイーン(浜中騎手)
「今日もゲートでガタガタしていて、スッと行き脚がつきませんでした。最後までよく走っていて力はあります。馬体が減っていましたし、維持、回復がポイントになると思います。今日はいい経験でした」
3着 ロカ(和田騎手)
「練習してもゲートを出てくれません。後ろでジッとしていましたが、前が空いても弾けませんでした。輸送で馬体が減らなかったのは良かったです」
4着
アンドリエッテ(川田騎手)
「外枠で終始スペースがなく、外を回らなければいけなくなりました。直線はもう少し動けるはずですが、まだ3戦目ですし、輸送もあってのことですから、これからだと思います」
5着
メイショウメイゲツ(
吉田豊騎手)
「直線で伸びそうな感じがありましたが、そこからもうひと伸びが足りませんでした。操作性が良くて乗りやすい馬、よく頑張っています」
7着
ロッカフラベイビー(三浦騎手)
「今日はスムースさを大切にしていました。いい位置で運んで、最後に甘くなりました。もっと体が大きくなれば良くなるでしょうし、距離を延ばした方がいいと思います」
8着
クイーンズターフ(池添騎手)
「いい位置を取れましたが、4コーナーでスムースに外へ出せなかったのが痛かったです」
9着
ホワイトウインド(柴田大騎手)
「このメンバーでもよく粘っています。どこかで勝てると思います」
15着
ラクアミ(戸崎騎手)
「直線でフラフラしていました。まだ体に力がつききっていません」
ラジオNIKKEI