ネコパンチ(セン9)の半妹・ネコハッピー(牝3・美浦・堀井雅広厩舎)が、兄が誘導馬を務める東京競馬場で今週末にデビューする。抽選を潜り抜けて、2月22日(日)猫の日(※)の東京5Rの新馬戦(芝1800m)に出走とあって、注目を集めそうだ。

　担当の東貴之調教助手のコメント。
「入厩して1か月くらいになります。ゲート試験も入厩の翌週には合格しましたし、ここまで順調に来ています。馬体重は440キロくらいですね。小さい割にしっかりしていますし、素直ですよ。追い切りの本数は少し足りないかなとは思いますが、先週(2/11)はダートコースで66秒くらい、今週(2/18)は芝コースで64秒くらいと2本ビシッとやっていますし、息は良いです。初戦からおもしろいところはあると思いますよ。

　全兄のネコタイショウ(牡5)も担当していますが、兄も妹も大人しくて悪さをしないところが似ています。それと兄は6分の1の抽選を突破して菊花賞に出走したように、ハッピーも抽選で猫の日の新馬戦に出走が決まりました。兄妹で運が良いのかもしれないですね(笑)」

ネコハッピー
牝3・黒鹿毛
父サムライハート
母パシェンテ
母父ダンシングブレーヴ
　　半兄に日経賞(GII)勝ちのネコパンチ、全兄のネコタイショウは同じ堀井厩舎で現役馬(2勝)。


※2月22日は、猫の日制定委員会に「猫の日」と制定された記念日。「ニャン(２)ニャン(２)ニャン(２)」という猫の鳴き声の語呂合わせが由来。

(取材・写真：佐々木祥恵)