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コパノリッキーはチャンピオンズCが大目標、次走はかしわ記念を予定/フェブラリーS

デイリースポーツ
  • 2015年02月23日(月) 12時00分
 2015年のGI第1弾「第32回フェブラリーS・GI」(ダート1600m)は22日、東京11Rに16頭で争われ、1番人気のコパノリッキー(栗東・村山)が1分36秒3のタイムで史上初の連覇を達成した。12番人気コーリンベリー(10着)が出遅れて、14番人気アドマイヤロイヤル(12着)が積極的にハナに立つ展開となったが、2番手から直線で堂々と抜け出した。半馬身差の2着は5番人気のインカンテーション、さらに3/4馬身差の3着には3番人気のベストウォーリアが入った。

 単勝272.1倍の最低16番人気で大金星を挙げてから1年、主役として帰ってきたコパノリッキーが今年も頂点に立った。13年マイルCS(トーセンラー)以来、1年3カ月ぶりのJRA・GI制覇に、武豊は「ホッとしました。1番人気でしたからね。昨年は中央GIを勝てなかったし、今年こそはと思っていました」と白い歯をこぼした。

 冷静な判断で勝利へ導いた。コーリンベリーがまさかの出遅れ。決して好スタートではなかったが、慌てずに本来の先行策に持ち込んだ。「いいペースで運べたし、手応えも良かったので自信を持って乗った」。残り2Fで追いだすと、最後は右ステッキを8発。半馬身という着差以上の強さで後続を完封した。

 ドバイ遠征を控えたホッコータルマエが不在の一戦。村山師が「直線は“タルマエがいないんだから粘って”と思っていた。意識している自分がいました」と話す通り、次に狙うのは2連敗中のライバルへの雪辱だ。次戦はかしわ記念(5月5日・船橋、ダート1600m)の予定だが、年内の大目標はチャンピオンズC(12月6日・中京、ダート1800m)。さらなる進化を遂げて、国内ダート界の統一王者を目指す。

提供:デイリースポーツ

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