2007年の
弥生賞など重賞3勝を挙げた
アドマイヤオーラが3日、繋養先の北海道新冠町の優駿スタリオン
ステーションで死亡した。先月28日の放牧中に負傷し、検査した結果、左前肩甲骨の複雑骨折と診断され安楽死となった。11歳だった。
同馬は
父アグネスタキオン、
母ビワハイジ、
その父Caerleonという血統。GI・6勝を挙げた半妹
ブエナビスタを筆頭に、きょうだいに重賞勝ち馬がズラリと揃う。2006年に競走馬としてデビューし、翌07年の
シンザン記念で後のGI・4勝馬
ダイワスカーレットを破って重賞初制覇。続く
弥生賞も制し、
皐月賞・
日本ダービーでも上位争いを演じたものの、その後は度重なる故障もあってGIタイトルには手が届かず、16戦4勝で競走馬生活を終えた。
引退後は種牡馬となり、14年に産駒がデビューしたばかりだった。