8日(日)に中山競馬場で行われる第52回弥生賞(GII)に登録をしているコメート(牡3、美浦・土田稔厩舎)について、追い切り後の嘉藤貴行騎手のコメントは以下の通り。

(前走のホープフルS2着を振り返って)
「競馬が上手な馬なので、思惑通りの競馬ができたと思いました。勝ち馬とは少し差をつけられましたが、よく頑張っています。2着と3着の本当に大きなハナ差だったと思います。賞金を加えられたことは本当に大きいです。」

(調教について)
「デビューする前から、攻め馬はすごく良く動きます。先週はビシッと行って、あのぐらいは時計が出るのですが、相変わらず動きも良かったです。(今週は)最後の調整程度でしたが、時計もまずまず出ています。折り合い重視という感じで、バッチリと折り合いもつきました。問題なく順調です。競馬が上手なのは元々ですが、最初から比べてどんどん力を付けています。」

(今回のレースについて)
「距離が延びても折り合いの不安はないので、安心して臨める舞台だと思います。たぶん後ろから行ったら行ったで、それなりに脚は使えそうな気もしますが、スタートがすごく上手な馬で、今のところこの戦法(好位付け)で結果が出ているので、そのつもりでいます。僕が勝手に思っていることですが、すごく操縦しやすいのと、鞍上に素直だというところが最大のセールスポイントではないでしょうか。良いレースができるように頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。」

(取材：米田元気)

ラジオNIKKEI