阪神JF2着の
レッツゴードンキは、栗東坂路で滑らかなフットワークを披露。しっかりと存在感を示した。
馬なりのまま4F55秒4-39秒1-12秒1のタイムに、「先週CWで長めから追っているので、反応を確かめる程度。落ち着きがあるし、予定通りにきています。最後追っていれば、11秒台が出ていたと思います」と梅田師はうなずく。
前走時から、掛かりやすい馬に効果的とされる
トライアビットというハミを装着した。
ショウナンアデラの半馬身差2着に敗れはしたが、以前よりも我慢が利くようになってきたことは確かだ。「リフレッシュ放牧から帰厩してきて、大人になりました。背も伸びましたからね」と指揮官は、イメージ通りの成長ぶりに目を細める。
新馬戦V以降は、3戦続けて重賞にチャレンジして(3)(2)(2)着。コース形態を問わず、しっかりと力を発揮してきた。その類いまれな安定感は、大きな武器と言えそうだ。「上手に折り合えれば、しまいは伸びてきますからね。今回も折り合いだけだと思います」と力を込める。課題を完全解消して桜の舞台に立ちたい。まずは
トライアルでしたたかに舞って見せる。
提供:デイリースポーツ