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【弥生賞】(中山)〜サトノクラウンが無傷の3連勝でV

ラジオNIKKEI
  • 2015年03月08日(日) 16時53分
中山11Rの弥生賞(3歳GII・芝2000m)は、2番人気サトノクラウン(福永祐一騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分01秒8。1馬身半差の2着に4番人気ブライトエンブレムが、2馬身半差の3着に10番人気タガノエスプレッソがそれぞれ入線。

サトノクラウンは美浦・堀宣行厩舎の3歳牡馬で、父Marju母ジョコンダ2(母の父Rossini)。通算成績は3戦3勝となった。

レース後のコメント
1着 サトノクラウン(福永祐一騎手)
「強かったです。今日はスタートだけ気をつけました。前走はスタートでトラブルがあったので、同じことを起こさないように厩舎が訓練してきてくれました。私も美浦でゲート練習に臨みましたし、そのときは馬がおとなしく、矯正されていました。ただ、テンションが上がるところがあり、レースになると、してはいけないことをしてしまうこともあるので、そこは気をつけました。いいスタートで、頭数が少なかったこともあり、イメージ通りのポジションにつけられました。完成度が高く、操作性もよく、上手な競馬ができます。もともと獲得賞金は足りているので、勝たなければいけない競馬ではありませんでしたが、いい形で次に向かえます。乗りやすい馬で、大きなレースにいってもコンスタントにいい結果を出せると思います。楽しみです」

2着 ブライトエンブレム(田辺裕信騎手)
「今日は折り合いに気をつけていましたが、クリアしてくれました。馬場が渋ったのもよかったです。良馬場でも時計がかかればいいと思います。4コーナーで内から寄られる不利がありましたが、最後は勝った馬と脚色が一緒でした。ただ、ゴールをすぎて1〜2コーナーの感じがよかったです。賞金を加算してくれましたし、この結果は自信になります」

3着 タガノエスプレッソ(菱田裕二騎手)
「馬場が渋っていたのはよくないと思っていましたが、しっかりとこなしてくれたのは収穫でした。折り合いは終始つきました。追い出しをワンテンポ待たされたのが結果的によかったです。メリハリのあるレースができて、次につながると思います」

4着 グァンチャーレ(武豊騎手)
「溜めて溜めてのレースを考えていました。一瞬いい脚を使ってくれましたが、そこで止まってしまいました」

5着 トーセンバジル(岩田康誠騎手)
「ハミがかからなかったです」

7着 シャイニングレイ(川田将雅騎手)
「返し馬から力んでいました。頭を振りながらポケットに入っても落ち着かず、テンションが高いままでした。それが大きく響きました。血統的にも引っかかりやすく、それが強く出た印象です」

8着 コメート(嘉藤貴行騎手)
「スタンド前でシャイニングレイが出てきて、ハミをかんでしまいました。それでもいい形で4コーナーまで行けましたが、そこから苦しくなりました」

9着 ベルラップ(浜中俊騎手)
「休み明けでしたし、叩いてよくなるのかなと思います。向正面から進んでいきませんでした」

10着 タケルラムセス(蛯名正義騎手)
「時計がかかるのはいいのですが、ノメるような馬場状態は得意ではないようです」

ラジオNIKKEI

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