先日の
チューリップ賞は、阪神JF3着の
ココロノアイが貫録を見せた。ここも同レース4着の
ムーンエクスプレスなど阪神JF組が中心になりそうだが、これらに加えデビュー2戦の勝ちっぷりが強い
クイーンズリングなども出走予定。果たして
桜花賞に駒を進めるのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■3/15(日)
フィリーズレビュー(3歳・牝・GII・阪神芝1400m)
ムーンエクスプレス(牝3、栗東・
鈴木孝志厩舎)は大崩れしないのが魅力で、阪神JFでも4着と好走した。同レースの上位馬が先日の
チューリップ賞でも勝ち負けを演じており、本馬も世代上位の能力を持っていると言っていいだろう。優先出走権がなければ本番への出走は厳しいだけに、確実に上位入線を狙ってくるはず。
クイーンズリング(牝3、栗東・
吉村圭司厩舎)はデビューから2連勝中。特に前走は中団から押し上げ、直線で一気に突き放す強い勝ちっぷりで、正に能力の違いを感じさせるものだった。まだまだ底が見えない馬で、ここも楽に突破するようなら、
ルージュバックや
ショウナンアデラ、
チューリップ賞組に挑戦状を叩きつけることになるだろう。
クールホタルビ(牝3、栗東・
清水久詞厩舎)は14番人気で
ファンタジーSを制して臨んだ阪神JFで14着。見せ場もない内容だったが、おそらく距離が長かったのだろう。1400mのここは巻き返しが期待される場面。
その他、素質上位の
コートシャルマン(牝3、栗東・
松永幹夫厩舎)、先行して常に堅実に走る
ラッフォルツァート(牝3、栗東・
西園正都厩舎)、
小倉2歳S以降精彩を欠くが末脚強烈な
オーミアリス(牝3、栗東・
藤沢則雄厩舎)、1400mで巻き返す場面が考えられる
ダノングラシアス(牝3、栗東・
矢作芳人厩舎)、ダート→芝で連勝してまだ底を見せていない
スマートグレイス(牝3、栗東・
河内洋厩舎)、抽選対象も出られればチャンス十分の
テンダリーヴォイス(牝3、美浦・
萩原清厩舎)辺りも好走圏内。発走は15時35分。