23日、
ドバイシーマクラシックに出走予定の
ワンアンドオンリーについて、帯同している
橋口慎介技術調教師にお話を伺った。
ワンアンドオンリーは初の海外遠征、飛行機での輸送となった。陣営は当初、他馬と同じように
ワンアンドオンリーがどのように輸送に対応するかを懸念していたが、それはまったくの杞憂で終ったそうだ。
「輸送の課程でも、ドバイ来てからもまったく動じるところがありません。まさか、これほど輸送向きとは思いませんでした。精神的にすごくドッシリしていますね」
と、嬉しい誤算に顔をほころばせた。ドバイで滞在している馬房は日本より広く、冷房も効いている。
「
ワンアンドオンリーにとっても、とても快適なようです。厩舎にもとても馴染んでいますよ」
ドバイ到着後、20日は角馬場で調整。21日はダートコースを1周半、22日は2ハロン程度をサッと流した。そして、本日23日はダートコースを1周している。(注:メイダン競馬場のダートコースは1周1750m)
「追い切りは水曜日を予定しています。このまま順調にいって欲しいですね」
(取材・写真:花岡貴子)