23日、
ドバイワールドカップを目指す
ホッコータルマエはメイダン競馬場の調教コースを周回、その後は幸騎手らが見守る中、ゲート裏で雰囲気を見せる調教に終始した。
「ここまで順調です。馬房でも
リラックスしています。昨年に続いて2年目の分だけ慣れているようですね」と担当の相良助手は笑顔を見せた。
昨年のタペタは蹄底の跡がつくような馬場だったが、今年はダートということで掘れるような馬場に変わった。これについては「タルマエはそういう馬場で走る馬だし明らかに合っている」(相良助手)と大歓迎だった。
昨年はレース後、疝痛の発症。急遽、予定を変更し2週間ドバイで療養したあと、帰国した。
「昨年のことを踏まえ、いまのところ距離もそれほど乗らずにゆったりと調整している。今後もレースに向けて、やり過ぎないようにやっていく予定」(相良助手)とのこと。また、すでに現地入りしている幸騎手は「変わらず、いい雰囲気に見えますね」と笑顔で調教を見守っていた。
ホッコータルマエの追い切りは25日水曜日に行われる予定だ。
(取材・写真:花岡貴子)