23日、
エピファネイアはドバイ・メイダン競馬場のメイントラックで軽めの調整を行った。帯同しているノーザンファーム伊藤さんによれば「体調は良好です。栗東にいるときと同じように順調にきている」とのことだ。
エピファネイアはドバイ到着後は、ダートで調教されている。栗東トレセンをはじめとする角居厩舎の管理下ではウッドチップコースと坂路中心に乗り込まれてきたため、ダートは調教も含めて未知な部分が多い。昨年の香港遠征に帯同した辻野助手をはじめ、陣営は「デビュー前は“ダート馬かも”と言われていた」と口を揃え高いダート適性を見込んでいる。しかし、現在の
エピファネイアのダート適性はどうか。現在、調教に騎乗している岸本助手の話では「ドバイに来てから実際にダートを走っているが、戸惑うことはない」とのことだ。調教で見せるその走りからも順調さが伺える。
ドバイワールドカップへ向けての最終追い切りは、25日水曜日に行う予定だ。
(取材・文:花岡貴子)