28日(土)に中山競馬場で行われる第63回
日経賞(GII)に登録をしている
クリールカイザー(牡6、美浦・
相沢郁厩舎)について、追い切り後の
相沢郁調教師のコメントは以下の通り。
(前走・AJC杯の快勝を振り返って)
「2200mはある程度自信があったので、うまく行きました。行った馬がいて、スローペースで番手に付けて、早めに抜け出すという、理想的な競馬でした。田辺騎手が馬の良さを引き出してくれました」
(前走後の調整について)
「一回、短期放牧を挟んで、ここに合わせて来ました。大丈夫です。今回はノーザンファームしがらきに出したので、良い感じで戻ってきました」
(最終追い切りについて)
「毎週毎週、併せ馬でやっています。今日も格下の馬を追いかけて、良い時計が出ました。それだけできるということは、状態が良いということだと思います」
(中山芝2500mについて)
「2200mの方が自信はあるのですが、2500mでも大丈夫でしょう。前回は
吉田豊騎手が大久保調教師の馬がいたものですから、今回はまた元に戻った形です。(彼が)全て分かっていますから、余計なことは言わなくても大丈夫だと思います。ヨーイドンの競馬では駄目なので、早めに動いて自分で競馬を作っていかなければ勝てないでしょう。メンバーを見ると行く馬がいないので、ハナに行く競馬になってしまうような気はしています。うちの馬もGIIを勝てましたが、GI馬もいますので、胸を借りるつもりで臨みたいです。(ここを)勝って自信を持って天皇賞に行きたいです」
(取材:米田元気)
ラジオNIKKEI