28日(土)ドバイ・メイダン競馬場で行われるUAEダービー(G2)に出走予定の日本馬について、25日の調教状況と関係者のコメントは以下の通り。
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タップザット(牡3 栗東・
池江泰寿厩舎)
塩津有也調教助手が騎乗し、ダートコースで追い切り
池江泰寿調教師のコメント
「単走5ハロンで追い切りました。直線ラスト2ハロンで自分からハミをぐんぐん取ってシャープな動きでしたし、ゴールを過ぎてもフットワークが良くて息の入りもよく、良い状態に仕上がっているという印象を受けました。ドバイに着いて少しイレこんでいると聞いていましたが、今は環境に慣れて落ち着いていると聞いています。前走イレこんで結果が出なかったので、落ち着いていることは良いことだと思います。明日はパドックと装鞍所のスクーリングをして、金曜日は馬場で軽く乗る予定です。馬場は、
タップザットに合うかは分からないですが、タペタよりはいいと思います。枠はちょうど真ん中付近で競馬がしやすいと思っています」
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ディアドムス(牡3 美浦・高橋裕厩舎)
三浦皇成騎手が騎乗し、ダートコースで追い切り
三浦皇成騎手のコメント
「美浦での調整をしっかりしていたので、今日はスタートと雰囲気を確かめながら無理をせず追い切りました。追い切った感じも良く問題ありません。今日初めて騎乗しましたが、馬場は日本とは違いますし、歩いた時とも違う感覚です。また、スピードが出るので、求められる根本が違うと思いますが、馬も対応しているので、この馬場でどこまでできるか分かりませんが、感覚は良いです」
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ゴールデンバローズ(牡3 美浦・
堀宣行厩舎)
森安輝正調教助手が騎乗し、ダートコースで追い切り
森一誠調教助手のコメント
「5ハロンから1ハロン15秒で入って、直線は1ハロン13秒という指示でした。馬の手前替えもスムーズでしたし、走る気持ちもあってラストもよく伸びていました。ゲートでは駐立と発進の練習をしました。駐立は日本と同じようにイライラしている感じでしたが、発走はスムーズでした。明日は角馬場で乗ってダクで歩様の確認をします」
(
JRA発表)
ラジオNIKKEI