名古屋競馬場(天候:晴 馬場状態:良)で行われた第38回
名古屋大賞典(第10競走・JpnIII・4歳以上オープン・ダート1900m・1着賞金2100万円)は、
タッチデュール(笠松)が出走取消となって11頭が出走した。
レースでは3番人気となった
メイショウコロンボ(
JRA)が先手を奪い、これに4番人気の
エーシンモアオバー(
JRA)と単勝1.5倍の1番人気となった
アジアエクスプレス(
JRA)が差がなく追走して、4番手以下を大きく引き離してスタンド前から1コーナーを回った。離れた4番手が
サイモンロード(愛知)、その後に2番人気となった
フィールザスマート(
JRA)が続いた。向う正面に入って
エーシンモアオバーが後退しはじめて2頭が抜けて、3コーナーから
アジアエクスプレスが逃げる
メイショウコロンボに並びかけ、4コーナーでは馬体を併せに行った。しかし、最後の直線に入っても逃げる
メイショウコロンボは抜かせず、
アジアエクスプレスに半馬身の差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分0秒8。勝利騎手は
JRAの
武幸四郎。3着は9馬身差で
フィールザスマートが入り、
エーシンモアオバーが4着、
サイモンロードが5着となった。
メイショウコロンボは、
父マンハッタンカフェ、
母メイショウハーブ(母
父エルハーブ)という血統の牡6歳青毛馬。
JRA栗東・
角田晃一厩舎所属。2012年1月に小倉競馬場でデビュー。5戦目以降はダートのレースを走り、重賞初挑戦となった昨年5月の
平安ステークスでは9着に敗れたが、昨年8月のオープン特別の
阿蘇ステークスを制し、それから4カ月ぶりのレースとなった昨年暮れの
兵庫ゴールドトロフィーを制して重賞初制覇をはたした。これで重賞2連勝となり、通算成績は19戦8勝(
中央競馬は17戦6勝)となった。
ラジオNIKKEI