過去10年で6頭の勝ち馬を輩出している
阪急杯組。目下、その勝ち馬が連勝中。
ロードカナロア、
コパノリチャードが同レースVで弾みをつけ、栄冠を勝ち取っている。今年、最重要
ステップを制した勢いに乗り、主役の座を虎視たんたんと狙うのは
ダイワマッジョーレだ。「前走を使って体が締まった。ちょうどいい感じで競馬に臨める」と甲斐助手は大舞台に自信をのぞかせた。
充実一途だ。金曜は角馬場から栗東坂路で調整。「雰囲気はいいですね。最終追い切りでも(同坂路)4F51秒7。以前は調教でそんなに時計が出なかったのに、この年齢になって動くようになった。落ち着きが出たのが大きいみたい」と仕上げ人は笑顔を浮かべる。キャリア初の6F戦には「やってみないと分からないが、ここで結果を出せれば、いろいろと選択肢が増える」と前向きに捉えた。
引き当てた枠番は7枠13番。くしくも前走の
阪急杯と全く同じになったのは何かの吉兆だろうか。「真ん中から外ぐらいの枠の方が競馬はしやすいと思う。あとは上手なジョッキーだし、どんな形になっても対処してくれると思う」と甲斐助手も歓迎した。鞍上には引き続き
M.デムーロ。頼れる男を背に、大仕事をやってのける。
提供:デイリースポーツ