28日、中山競馬場で日経賞(4歳上・GII・芝2500m)が行われ、中団でレースを進め、3〜4コーナーで外から前へ進出した岩田康誠騎手騎乗の4番人気アドマイヤデウス(牡4、栗東・橋田満厩舎)が、直線で先行各馬を捕らえて抜け出し優勝した。勝ちタイムは2分30秒2(良)。

　1.3/4馬身差の2着は、内で伸びた5番人気ウインバリアシオン(牡7、栗東・松永昌博厩舎)と6番人気ホッコーブレーヴ(牡7、美浦・松永康利厩舎)の接戦となったが、ウインバリアシオンに軍配が上がった。アタマ差でホッコーブレーヴが3着。なお、1番人気サウンズオブアース(牡4、栗東・藤岡健一厩舎)は4着、2番人気フェノーメノ(牡6、美浦・戸田博文厩舎)は8着、3番人気クリールカイザー(牡6、美浦・相沢郁厩舎)は10着に終わった。

　勝ったアドマイヤデウスは、父アドマイヤドン、母ロイヤルカード、その父サンデーサイレンスという血統。骨折による休養明けだった前走の日経新春杯に続く重賞連勝となった。

【勝ち馬プロフィール】
◆アドマイヤデウス(牡4)
騎手：岩田康誠
厩舎：栗東・橋田満
父：アドマイヤドン
母：ロイヤルカード
母父：サンデーサイレンス
馬主：近藤利一
生産者：辻牧場
通算成績：10戦5勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍：2015年日経新春杯(GII)