(7)マジンプロスパー=栗東坂路で4F67秒3をマークして最終調整を打ち上げた。「適度に気合が乗っていい状態。馬場も極端に悪くならなければ、こなしてくれるはず」と中尾師。十分な負荷をかけ、体も絞れてきたようだ。

　(8)アンバルブライベン=厩舎周辺を入念に運動。いつも通りのメニューをこなした。「いい状態をキープ。枠順もいいところでしょう。左回りでは結果が出ていないが、今回も自分の競馬で」と福島助手。戦法に迷いはない。

　(9)レッドオーヴァル=栗東坂路で1F13秒8。「追い切りからブリンカーを装着。やめるところがあるのでレースでも着けることにしました。仕上がりは予定通り。雨は喜ばしくはないが、昨年ほどではないと思うので」と安田師は期待を寄せた。

　(10)アフォード=栗東坂路をゆったりと駆け上がった。「1回使ったことで体に張りが出てきた。けさも落ち着いて走れていたし、いい感じでレースにいけると思う」と北出師は及第点を与える。「出たなりの位置で運べれば」と柔軟に臨む。

　(11)ショウナンアチーヴ=午前11時21分に中京入り。国枝助手は「輸送は何も問題ありませんでした。休み明けを1度使って気持ちと体のバランスが良くなり、落ち着きも出てきました」と態勢は申し分ない。

　(12)サクラゴスペル=決戦の舞台に到着後、ゆっくり馬運車から降りると静かに馬房に収まった。「輸送はスムーズでした。欲を言えばもっとカイバを食べてもらいたいが、特に心配はしていません」と小嶋厩務員は笑顔で話した。

提供：デイリースポーツ