中山11Rの
マーチステークス(4歳以上GIII・ダート1800m)は、6番人気
マイネルクロップ(
丹内祐次騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分52秒7。アタマ差の2着に5番人気
イッシンドウタイが、アタマ差の3着に1番人気
マスクトヒーローがそれぞれ入線。
マイネルクロップは栗東・飯田雄三厩舎の5歳牡馬で、
父クロフネ、
母グレートハーベスト(母の
父サンデーサイレンス)。通算成績は26戦7勝となった。
レース後のコメント
1着
マイネルクロップ(
丹内祐次騎手)
「道中の手応えは抜群で、勝負どころからスイッチを入れて、うまく誘導することができました。最後まで真面目に走るようになり、今日もよく走ってくれました。ゴールに入ったときは勝ったと確信できなくて、他の人からおめでとうと言われてわかりました。デビュー12年目で初めての
JRAの重賞を勝てましたが、これまでチャンスを生かせず、やっと勝ててホッとしています。これからは自分に自信を持って乗っていきたいと思います」
3着
マスクトヒーロー(
新開幸一調教師)
「これまで順調に使えなかった馬で、今日もハンデを考えればよく走っています。力をつけていると思います。パサパサのダートより湿った馬場の方がいい馬なので、もう30分早く雨が降って欲しかったです」
4着
キクノソル(
柴田善臣騎手)
「初めて乗りましたが、乗りやすい馬です。クセはないです」
5着
ベルゲンクライ(
吉田豊騎手)
「前が固まってしまい、さばくことができませんでした。外を回ってこのメンバーを相手に勝てるほど、まだ力をつけていません。今後も展開ひとつというところです」
8着
ソロル(
蛯名正義騎手)
「最後まで伸びていますが......。まだモタついているところがあって、サッと動ける感じではないです。流れが平均的になって、動けなかったです」
9着
サンレイレーザー(
内田博幸騎手)
「砂を被らせたくなかったのですが、内枠で行き脚がつきませんでした。久々の砂に戸惑っているような感じでした。慣れてくれば変わると思います」
12着
ヴォーグトルネード(柴山雄一騎手)
「距離が短いという感じの追走ではありませんが、追い出してからペースが上がりませんでした」
ラジオNIKKEI