中京11Rの
高松宮記念(4歳以上GI・芝1200m)は、4番人気エアロヴェロシティ(Z.パートン騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分08秒5。半馬身差の2着に6番人気
ハクサンムーンが、ハナ差の3着に3番人気
ミッキーアイルがそれぞれ入線。
エアロヴェロシティは外国・オ
サリバン厩舎の7歳セン馬で、父Pins、
母Exodus(母の
父Kaapstad)。通算成績は17戦9勝となった。
レース後のコメント
1着 エアロヴェロシティ(Z.パートン騎手)
「本当に馬の勝とうとする信念が強かったです。雨は初めてで、もしかしたらそれも影響したのか直線では苦しんでいましたが、大きなハートを持った馬です。日本が好きですし、GIを勝てたのは嬉しいです」
2着
ハクサンムーン(
酒井学騎手)
「道悪でしたから、腹をくくってギリギリまで馬場のいいところを通ってレースをしました。ただ、コーナーで内にモタれたときにはノメるような面を見せていました。直線はよく踏ん張ってくれました。とにかく馬の状態がよかったことが大きいです。だからこそ、勝ちたかったですね」
3着
ミッキーアイル(
浜中俊騎手)
「展開や位置取りは思っていた通り、
ハクサンムーンを見ながらレースをしましたが、また力んで走っていました。最後はその差ですね。前にカベを作ってレースを教えていけばいいと思います」
4着
サドンストーム(
国分優作騎手)
「ゲートを出て、理想通りのレースができました。終いも伸びてくれましたし、馬場も気にしませんでした。GIに乗せていただき感謝しています。大きなところでチャンスがある馬だと思います」
5着
コパノリチャード(
武豊騎手)
「枠なりのレースをしましたが、直線に向いて上位の3頭にスッと離されてしまいました。最後まで詰めることができませんでした。もっと雨が降るか、もう少し乾いた方がいいですね」
13着
ストレイトガール(
岩田康誠騎手)
「末脚に賭けようとレースをしましたが、思った以上に馬場が重かったですね。それでもよくがんばっています。できれば良馬場で走らせてあげたいですね」
15着
アンバルブライベン(
田中健騎手)
「この馬らしいレースをしようと思いました。単騎なら傷んでいても内を回ろうと思っていました。本当によくがんばってくれました」
ラジオNIKKEI