5日(日)に阪神競馬場で行われる第59回産経大阪杯(GII・芝2000m)に出走するエアソミュール(牡6、栗東・角居勝彦厩舎)について、追い切り後の角居勝彦調教師のコメントは以下の通り。

「(前走＝AJCC3着を振り返って)だいぶ大人になって来ましたし、調整過程でもだいぶ言うことを聞いて動くようになったので、少しずつ安定してきたのかなという気がしています。(この中間は)調教をつけるスタッフもだいぶコツを掴んできたので、安定して調教も出来るようになりました。

　先週はミルコ(・デムーロ騎手)に乗ってもらいましたが、その時に(レースの週には)併せ馬をしてみては？と提案もありました。1週前の段階で抑えるコツを掴んでくれましたし、今週は折り合って、終いもいい脚を使えるような調教をしてくれたと思います。追い切りの後に折り合いはどうだった？と聞いたら、大丈夫、大丈夫！と言っていましたね。

　状態も良いですし、結果も出ている阪神ですから、何とか結果を出して欲しいですね。能力は元々ある馬と分かっていましたが、折り合いに難しいところがあって暴走したり...。そこをコントロールできればと思っていましたが、去年の暮れくらいに兆しが見えてきた感じです。

　GIに近いメンバーですから、ここで結果が出ればこの先が楽しみですね。力をフルに出せるように調整してきましたし、ジョッキーも手応えを感じてくれていますから、頑張って欲しいと思います」

(取材：大関隼)

ラジオNIKKEI