アスカノロマンは栗東坂路を単走。自ら四肢の回転数を上げてスピードに乗ると、腰に差したステッキを抜くことなく馬なりのままフィニッシュした。4F55秒8-41秒0-13秒0。川村師は「今週はあまりやらないように、と指示した。土曜の競馬なので、お釣りを残すようにね。長距離輸送が良くない。前走で減らした目方も戻ったので、阪神なら」と“地元”での反撃を期待した。
ナムラビクターは栗東坂路を単走。雨が降って重たい馬場のなか、チップを力強く蹴り上げる。ハミをかけられると最後までしぶとく伸びた。1月の
東海S11着以来の実戦にも、福島師は「時計(4F55秒7-40秒2-13秒9)は遅かったが、動き自体はいい。この馬がこの馬場で、ラスト1Fが14秒を切っていたら十分。条件は合う。本来の競馬ができれば」と力を込めた。
提供:デイリースポーツ