初コンビの
M.デムーロを背に、
ドゥラメンテは落ち着いた雰囲気で美浦Wでの3頭併せを完了した。僚馬2頭を前後に置く形でスタート。道中は課題の折り合いもピッタリ。直線で外へ持ちだすと鋭く脚を伸ばす。4F55秒9-40秒7-12秒5をマークし、最後は併入に持ち込んだ。
前走の
共同通信杯(2着)では折り合いを欠きリズムを崩した。「これまでの(レース)VTRを全部見たけど、ちょっと難しい馬という印象。ただ、僕はそういう難しい馬が大好きなんだ」とデムーロはいたずらっぽく笑う。これまで
皐月賞で6戦3勝、2着1回と好成績を残している鞍上は「
ネオユニヴァース、
ダイワメジャーも難しかった。きょうは掛かることもなかったし、乗りやすかった。何でもできそうな馬。(初の)中山も問題ないよ」と好感触をつかんでいる。
枠順は2枠(2)番に決定した。堀師は「決まったところで、それなりの作戦を立てて臨みたい」と泰然自若。戴冠へ向けて着々と態勢を整えている。
提供:デイリースポーツ