得意の条件で実力馬が一変した。東京11R・
メトロポリタンS(芝2400m)は7番人気の
ムスカテール(栗東・友道)がゴール前で差し切りV。昨年は砂路線に矛先を向けるなど、復活への道を模索していた7歳牡馬が、13年
目黒記念以来となる勝利を飾った。勝ちタイムは2分24秒8。鼻差の2着は4番人気の
ニューダイナスティ、さらに首差の3着に5番人気の
ヴァーゲンザイルが入った。
今回がコンビ初結成の
吉田豊は「最後はきっちり届いてくれた。東京の長距離戦は合います」とレースぶりを評価。次戦は、3年連続で
目黒記念(5月31日・東京、芝2500m)へ向かう予定だ。
提供:デイリースポーツ