ゴール前は大接戦。写真判定の末に、京都10R・橘S(芝1400m)を制したのは2番人気の
マテンロウハピネス(栗東・昆)だ。好スタートから好位に陣取ると、直線では内から力強く伸びて逃げた過去2勝とは違う
スタイルでオープン特別を制した。タイムは1分20秒2。鼻差の2着は1番人気の
ブラヴィッシモ。中団追走から馬場の真ん中を伸びたが、あと一歩及ばなかった。さらに鼻差の3着はハナを奪った9番人気
ブラッククローバー。直線を向いて一度は後続を突き放したが、最後は追撃を浴びた。
「エンジンがかかってから盛り返してくれた。番手でも競馬ができたし、慣れればもっと楽に運べるようになる」と浜中。昆師は「やはり力がある。様子を見てからだが、行けるようなら
NHKマイルC(5月10日・東京、芝1600m)へ」と大舞台を見据えた。
提供:デイリースポーツ