豪快に突き抜けた。東京9R・
新緑賞(芝2300m)は
ハービンジャー産駒の
マッサビエル(美浦・小笠)が1番人気に応えて快勝。開幕初日の鮮やかな緑のターフで決め手を発揮し、順当に2勝目を挙げた。道中は後方でじっくり待機し、直線で戸崎圭が自信満々に外に持ち出すと1頭だけ違う脚勢で加速。先行勢をとらえて突き放す完勝劇を演じた。勝ちタイムは2分21秒6。2馬身差の2着はマイペースで逃げた3番人気の
ミコラソン。さらに半馬身差の3着には6番人気の
サブライムカイザーが続いた。
直線で外から一気にはじけた内容に、戸崎圭は「テンションが高くて出遅れたが、その後は乗りやすかったし、最後の脚はすごかった」と上がり3F33秒5の切れ味を称賛する。中1週で
プリンシパルS(5月9日・東京、芝2000m)へ向かうかどうかは未定だが、祖母にGI5勝馬
メジロドーベルを持つ血統馬の今後が楽しみだ。
提供:デイリースポーツ