3連覇の偉業に挑む
フェノーメノの1週前追い切りは、戸崎圭を背に美浦Wで6F82秒3-13秒0(馬なり)。毛ヅヤは
ピカピカで気持ちも乗っている。「ケイコの動きや馬体の張りに関しては言うことなし。あとはメンタルの問題だろう。鞍上は“
日経賞(8着)の1週前と比べて良くなっている”と言ってくれたし、この時季に調子を上げる馬だからね」と戸田師の感触は上々だ。昨秋の復帰以降は精彩を欠くレースが続いているが、ここでは地力上位は明白。得意の舞台で一変しても不思議はない。
久々の
日経賞を叩かれた
ホッコーブレーヴ。美浦南Dで行われた1週前追い切りには、幸が駆けつけて5F65秒5-12秒3(一杯)をマーク。迫力十分の伸び脚を披露し、上積みは十分に感じられる。「(1週前追い切りは)いい併せ馬ができましたね。反応が良く、乗りやすかった」と鞍上も好
ジャッジ。続けて、「乗りやすいのは長距離戦で大きな武器になる。以前に1回乗っている(12年11月)が、当時よりどんどん良くなっているんでしょう」と約2年半ぶりにコンビを組む愛馬の成長ぶりに目を細めた。昨年は首+鼻差の3着と接戦を演じているだけに、今年も注目の存在だ。
提供:デイリースポーツ