勢いはナンバー1だ。
日経新春杯、
日経賞と目下重賞2連勝中。
アドマイヤデウスが勢いに乗ってGIタイトルに挑む。「一瞬の脚が持ち味。それを生かせているね。もともと素質は高かったが、体質の強化とともにかみ合うようになってきた」と橋田師はうなずく。
1週前追い切りは栗東坂路で4F51秒1-12秒7(一杯)。コンディションのいい開門直後とはいえ、力強いフットワークで22日の一番時計をマーク。ゴール前の伸びも抜群だった。出来はさらに上向いている。初の3200m戦にも「折り合いがつくし、大丈夫かなと。楽しみ? そりゃそうでしょ。それ以外に何があるの」と自信たっぷり。充実一途の4歳馬が、強豪を見事に撃破してみせる。
悲願のGI初制覇に燃える
ウインバリアシオン。淀の3200mは過去2回の参戦で(3)(2)着と好相性の条件。昨年と同様に
日経賞をひと叩きしての臨戦も好感が持てる。1週前追い切りは福永を背に栗東CWで6F83秒7-12秒2(強め)。
マジェスティハーツ(5歳OP)を0秒6追走して併入した。ひと叩きで動きに余裕が出た印象だ。「1回使って体が絞れているだろうし、状態も上がっていると思う。爪に不安を抱えている馬だが、これだけやれているのはいい」と福永も好感触。「前走では行き脚をつけるように意識して乗った。あれが今回に生きてくれれば」と前を見据えた。
提供:デイリースポーツ