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スケール大きいアルビアーノが牡馬も撃破するか/NHKマイルCの見どころ

  • 2015年05月04日(月) 12時02分
 今年のNHKマイルCは絶対的な存在がおらず混戦模様だが、注目は3戦3勝の牝馬アルビアーノだろう。3連勝の内容から牡馬相手に通用してもおかしくはなく、ここでも期待できそうだ。4連勝で牡馬も撃破しGIタイトルを手にするのか。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。

■5/10(日) NHKマイルC(3歳・牡牝・GI・東京芝1600m)

 アルビアーノ(牝3、美浦・木村哲也厩舎)は新馬戦、500万下、フラワーCと無傷の3連勝。牝馬ながら500キロ以上の馬体重で大きなスケールを感じさせる。今回のマイルへの距離短縮はプラス材料で、先行力を武器に牡馬の一線級マイラー達を撃破してもおかしくはない。

 ヤマカツエース(牡3、栗東・池添兼雄厩舎)は使いながら一戦ごとに良化。直線で伸びそうで伸びなかったアーリントンCの内容からマイルは少し長いかと思われたが、前走のニュージーランドTで見事に結果を出して見せた。あの内容なら直線の長い東京コースで更に楽しみが広がる。

 ミュゼスルタン(牡3、美浦・大江原哲厩舎)は新馬、新潟2歳Sと連勝した後、骨折で休養。復帰戦のスプリングSは伸び切れなかったが、一叩きされた上積みは大きく、ここでの巻き返しが期待される。

 グァンチャーレ(牡3、栗東・北出成人厩舎)は1月のシンザン記念を完勝。マイラーとしての資質は高い。前走の弥生賞では距離が長くて伸び切れなかったが、マイルの今回は直線での伸びが変わってくるだろう。

 アヴニールマルシェ(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)は詰め切れない競馬が続いているが、東京スポーツ杯2歳Sではサトノクラウンと差がない2着。能力は確実に高いものを持っている。今回は休み明けが鍵となるが、相性の良い東京コースなら結果を出せてもおかしくはない。

 クラリティスカイ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)は同コースのいちょうSでレコード勝ち。前走・皐月賞での内容も悪くはなかったが、本質的にはマイルがベストだろう。ここでも上位争いに加わってきそうだ。

 その他、ニュージーランドTで大出遅れから2着まで巻き返して見せたグランシルク(牡3、美浦・戸田博文厩舎)、詰め切れないところはあるが堅実なアルマワイオリ(牡3、栗東・西浦勝一厩舎)、ファルコンS勝ちのタガノアザガル(牡3、栗東・千田輝彦厩舎)、前走惨敗もアーリントンCの内容を見直したいヤングマンパワー(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)、前走の勝ちっ振りが良かったフミノムーン(牡3、栗東・西浦勝一厩舎)、条件が合いそうなダノンメジャー(牡3、栗東・橋口弘次郎厩舎)辺りも好走の圏内。発走は15時40分。

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