今の京都は馬場状態が軽く、芝でGIを制した経験のある
アジアエクスプレスに注目したい。稍重馬場で行われた
レパードSで圧勝しているように、軽いダートならこの馬のスピードが上位だろう。それに対して実績馬達がどんなレースを見せるのか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■5/23(土)
平安S(4歳以上・GIII・京都ダ1900m)
アジアエクスプレス(牡4、美浦・
手塚貴久厩舎)は芝のGI勝ちがあるように、軽いダートでのスピード勝負なら力上位。前走は馬場が重い阪神で
クリノスターオーのパワーに屈したが、馬場の軽い京都なら押し切りは十分に可能。古馬重賞の初制覇が期待される。
インカンテーション(牡5、栗東・
羽月友彦厩舎)は昨年末の
チャンピオンズCで崩れたが、
東海Sで巻き返してくると、
フェブラリーSでも2着に入った。京都コースは2年連続
みやこSで勝ち負けしているように相性が良く、ここは3つ目の重賞タイトル獲得のチャンスだろう。
その他、コース適性高い
ローマンレジェンド(牡7、栗東・
藤原英昭厩舎)、昨年の雪辱を果たしたい
ナムラビクター(牡6、栗東・福島信晴厩舎)、昨年は12番人気でこのレースを制した
クリノスターオー(牡5、栗東・
高橋義忠厩舎)、重賞連勝と充実期を迎えた
マイネルクロップ(牡5、栗東・飯田雄三厩舎)辺りも有力。発走は15時35分。