桜花賞では除外の憂き目にあったものの、
忘れな草賞を完勝して賞金加算に成功。
ミッキークイーンが勢い十分に樫の舞台へ向かう。1週前追い切りは栗東CWで5F68秒5-39秒9-12秒7(馬なり)。余裕を持って併入と、素軽い走りで動きの良さが目を引いた。前走V時の馬体重は426キロと小柄だが、デビューから手綱を握る浜中は「カイバを食べているみたいだし、頼りない感じがなくなった」と証言。2F延長についても「距離が延びてこその馬だと思う」と歓迎ムードだ。
1番人気の
桜花賞で9着に敗れた
ルージュバックは、放牧先のノーザンファーム天栄から12日に美浦へ帰厩した。大竹師は「精神的なダメージを心配したが、走りたいという気持ちは伝わってくる。元気はいい」と愛馬の様子を伝える。美浦Wの1週前追い切りでは、鋭いフットワークで6F81秒4-36秒7-12秒6(馬なり)。大きく先行するパートナーに並びかけることはできなかったが、好気配をアピールした。「
桜花賞の敗因のひとつとして、僕の大舞台での経験値が足らなかった。今回はあらためて挑戦者の立場として臨みたい」と巻き返しを狙う。
提供:デイリースポーツ