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【オークス】栗東レポート〜クイーンズリング

ラジオNIKKEI
  • 2015年05月20日(水) 17時16分
 24日(日)、東京競馬場で行われる第76回オークス(GI)に出走予定のクイーンズリング(牝3、栗東・吉村圭司厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

クイーンズリングについて吉村圭司調教師
桜花賞は流れも遅かったですし、馬場もちょっと堪えたようです。それでも直線の伸びは際立っていたと思います。

 レースの後、一度グリーンウッドへ放牧に出しました。短期放牧で馬が凄くふっくらしてくれたので、いい休みになりました。1週前にしっかり(追い切りを)やりたいなと思ったので、1週前にはデムーロ騎手に乗ってもらいました。折り合いもついて、長めからしっかりやってゴール前も強めに追いましたが良い内容だったと思います。無駄なことをしない馬ですし、レースに行くと少しテンションが上がりますが問題ない範囲です。

 今週は輸送があることも考慮して、終いの反応を確かめる程度にしました。馬ももう一つサインを出せばすぐギアが上がりそうでしたし、良かったですね。桜花賞の時も中3週でしたが苦労しませんでしたし、思った以上にやれて良い感じです。考えていた通りに来たと思います。

 (―左回りも、東京も初めてですが)やってみないと分かりませんが、もたれる面もないですし、こなしてくれるのではないでしょうか。道中はこの馬のリズムで、折り合いがつけば2400mでもいい脚を使ってくれると思います。ちょっとスタートが上手な方ではないんですが、この距離なら中団くらいにつけられるでしょう。桜花賞も良い状態で送り出せましたが結果は4着でしたし、何とかオークスで挽回したいと思っています。応援をよろしくお願いします」


クイーンズリングについてミルコ・デムーロ騎手
「(―勝つことが夢、と語っていた桜花賞は4着でしたが)ペースが遅くて、馬場もちょっと重かったですね。でもよく伸びてくれました。1週前の追い切りに乗りましたが、凄く元気で本当に賢い馬です。体調も桜花賞の時と変わらないと感じましたし、とても乗りやすいです。

(―初めての左回り、2400mについて)東京の2400mは直線が長いので難しいですが、いつもGIは楽しみですし、まだ牝馬のGIを勝っていないので勝てるように頑張ります」

(共同会見より〜取材:大関隼)

ラジオNIKKEI

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