京都競馬場で行われる
平安S(GIII・ダ1900m)に美浦から出走する各馬について、関係者に取材した。
アジアエクスプレス(牡4・美浦・
手塚貴久)について、
矢嶋大樹調教助手。
「前走の
アンタレスS(GIII)は勝った
クリノスターオーに目標にされてしまいました。2着はその分の差が出たのかなと思います。今週(5/20)の追い切りの動きは良かったですし、前走より確実に状態は上がっています。今後のこともありますので、ここで賞金をしっかり加算したいです」
グランドシチー(牡8・美浦・
相沢郁)について、
相沢郁調教師。
「
マーチSを予定していたのですが、フレグモーネで一旦放牧に出しました。元々歩様は良く見せないのですが、仕上がりはこの馬なりに悪くないです。後ろからの競馬をする馬なので、展開次第でチャンスはありますし、通用する力はありますよ」
イッシンドウタイ(牡6・美浦・
伊藤圭三)について、
伊藤圭三調教師。
「前走の
アンタレスS(5着)は、前残りの展開になりました。それでも最後はよく差を詰めてきたと思います。ここまで順調ですし、状態も維持できています。前走は道中で少しゴチャつきましたが、スムーズな競馬ができればもっとやれるでしょう」(取材・文:佐々木祥恵)