大器が完全に軌道に乗った。後方から運んだ1番人気の
サトノアラジン(栗東・池江)が、メンバー最速の上がり3F33秒5の末脚を繰り出し、1馬身3/4差をつけて快勝。全姉に昨秋の
エリザベス女王杯馬
ラキシスを持つ血統馬が、待望のオープン初勝利を決めた。タイムは1分44秒7。2着は逃げた13番人気の
フェスティヴタロー、さらに鼻差の3着には11番人気の
ヒラボクディープが入った。
ルメールは「直線に向いたときの手応えが良く、追っての反応も鋭かった。強い」とうなずく。次戦は
エプソムC(6月14日・東京、芝1800m)で重賞初Vを目指す。
提供:デイリースポーツ