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キャットコイン=美浦北の角馬場で入念に体をほぐした。時折うるさいしぐさを見せたが、佐竹調教厩務員は「気性的な激しさのある馬で、これくらい元気があった方がいい」と気にしていない。「馬体もいい感じ」と仕上がりに太鼓判を押した。
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ローデッド=金曜に東京入り。土曜は引き運動で体をほぐした。「レース前の空気を察してか、普段の3〜4割しか食べていない。あとひと晩あるので大丈夫だと思いたいが」と柴田助手。2400mについては「切れる脚がなく、距離はあった方がいい」と克服へ自信を見せた。
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コンテッサトゥーレ=関東圏への長距離輸送は初めてだが、落ち着きは十分だ。「普段と変わらないね。カイバもよく食べる馬だから」と山下厩務員は笑みをのぞかせる。「距離はやってみないと分からないけど、条件はみんな一緒。あとは良馬場でやりたい」と空模様を気にしていた。
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ミッキークイーン=土曜午後3時に決戦の地へ降り立った。「イレ込むこともなく輸送はスムーズでした」と斉藤助手は笑顔を見せる。今回は430キロを少し切る程度で出走できる見込みだ。「良くなるのはもっと先だが、現状の力でどこまでやれるか」と期待を膨らませた。
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ペルフィカ=初の関東圏遠征。「金曜の到着直後はイレ込んでいたが、晩からカイバを食べ始め、土曜朝の運動後も食べているので」と大西助手は馬体回復に自信をのぞかせた。決戦当日は降雨の可能性もあるが「他馬が気にするのなら渋ってもいい」と歓迎していた。
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アースライズ=環境に慣れさせるため金曜に府中入り。土曜朝は厩舎の周りをじっくり歩かせて気持ちを整えた。「この馬なりにカイバは食べています。血統、走り方は
オークス向き。良くなるのはもっと先だが、現状の力でどこまでやれるかですね」と吉田助手は期待を込めた。
提供:デイリースポーツ