スマートフォン版へ

樫の女王ミッキークイーンの池江師「ジンクスが解けた(笑)」/オークス

デイリースポーツ
  • 2015年05月25日(月) 18時01分
 府中の杜で力を誇示した。「第76回オークス・GI」(芝2400m)は24日、東京11Rに17頭(トーセンナチュラルは出走取消)で争われ、3番人気のミッキークイーン(栗東・池江)が2分25秒0のタイムで重賞初制覇をGIで飾った。道中は中団を追走し、直線半ばからは1番人気ルージュバック(2着)、6番人気クルミナル(3着)と3頭の争いに。最後は力強く差し切って3/4馬身差をつけた。なお、クルミナルは2着馬から半馬身差でゴール。2番人気に支持された桜花賞レッツゴードンキは好位のインを運んだが、伸びを欠いて10着に敗れた。

 ニューヒロインの誕生だ。3頭の意地がぶつかり合った最後の直線。火花散る猛烈なたたき合い制して、ミッキークイーンが樫の女王に輝いた。「この馬の実力を証明できてうれしい」。澄み渡る青空の下、殊勲の浜中が晴れ晴れとした表情を見せた。

 3頭による抽選で唯一除外となった桜花賞の無念を晴らすべく、必勝を期して臨んだ。「この馬の方が切れるという自信があった。桜花賞に出られなかったのは(賞金を加算できなかった)自分にも責任があると思っていたので良かったです」。ウイニングランでは両手を天に掲げ、スタンドにゴーグルを投げ込んで喜びをアピールした。

 体重を20キロも減らしたクイーンCの反省を踏まえて、中間は馬体維持を念頭に調整。当日馬体重430キロ(前走比プラス4キロ)が示す通り、万全の態勢で大一番に臨むことができた。牝馬クラシック制覇は初めてとなった池江師は「ジンクスが解けた(笑)。これからは牝馬も勝つよ」と高らかに宣言。今後は休養を挟んで、秋華賞(10月18日・京都、芝2000m)を最大目標に掲げる。父ディープインパクト譲りの末脚に磨きをかけ、意気揚々と2冠奪取に向かう。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す