天皇賞・春を快勝した
ゴールドシップ(栗東・
須貝尚介厩舎)だが、発走直前のゲート入りを嫌がったことにより、発走調教再審査の制裁を受けた。その再審査が今朝29日に
横山典弘騎手騎乗で行われた。
新馬のゲート試験とは違って、1回目に前から軽く出し、2回目に後ろ出しするという内容。無難にこなし「無事、合格でした」と
須貝尚介調教師。その後、坂路馬場を駆け上がったが、前半からやる気満々で、4F55.2〜3F41.8〜2F28.3〜1F15.1秒と追い切り並みの時計。ただ、折り合いを欠いたのではなく、馬が行く気に任せて走らせたという内容だったので、全く問題ないだろう。
今後は予定通り、
宝塚記念(6月28日・阪神芝2200m)を目指して、調整を進めていく。
(取材・写真:井内利彰)