京都8R・
京都ハイジャンプ・JGII(芝3930m)は3番人気の10歳馬
ルールプロスパー(栗東・北出)が4分26秒2のタイムで逃げ切り、連覇を決めた。4馬身差の2着には6番人気の11歳馬
マサライトが入り、10歳以上馬によるワンツーは
JRA史上初。さらに首差の3着には2番人気の
アポロマーベリックが続いた。1番人気の
ソンブレロは好位から運んだが、4着に終わった。
長期休養明けの前走で平地戦(
六甲S17着)を使われ、鮮やかな変わり身を発揮。白浜は「強引に行ったが、これしかない馬だから信じて手綱を放すしかなかった。最終障害のあとの手応えが昨年よりもなくて心配だったけど、頑張ってくれた。やはり京都では強いですね」とたたえる。今後は休養に入る古豪に、北出師は「頭が下がる」と感心しきりだった。
提供:デイリースポーツ