ディープインパクト産駒の素質馬が軌道に乗った。
マリアライトが3連勝での重賞奪取を狙う。
1000万特別、準オープンを連勝中。その中身は濃い。2走前の
潮来特別では最後は流す余裕すら見せて3馬身差のV。前走の緑風Sでは、直線で内に押し込められ、外に切り返すロスがありながらきっちり差し切ってみせた。
久保田師は「前走は厳しいところに入ってしまって1回諦めたぐらいだった。それでも突き抜けるのだから、ここにきて本格化している。牡馬相手に2連勝した勢いをそのままぶつければ面白い」と期待を寄せる。
3日の1週前追い切りでは、美浦Wで5F65秒9-38秒2-12秒6と抜群の動きを披露。「体が小さい馬だし、阪神への輸送も控えているので1週前にしっかりやっておきたかった。満足のいく動きでした」とトレーナーはうなずいた。
キャリア10戦中8戦で3着以内という安定感に加え、7戦でメンバー最速上がり(全戦でメンバー3位以内)をマーク。ここにきてその決め手に磨きがかかってきた。さらなる飛躍を見据え、まずは重賞タイトルをつかみ取る。
提供:デイリースポーツ