98年の
帝王賞、
東京大賞典、98、99年の
川崎記念と交流GIで4勝を挙げ、浦河町の
イーストスタッドで種牡馬として繋養されていた
アブクマポーロ(牡13、
父クリスタルグリッターズ、母バンシューウェー)が種牡馬生活を引退。9月1日に新冠町のほろしり乗馬クラブに移動しており、乗用馬となることが決まった。
同馬は95年5月に
大井競馬場でデビュー。3歳時は体質が弱く順調に使いこめないケースもあったが、翌96年に
船橋競馬場に移籍して素質を開花させ、97年、98年には2年連続NAR
年度代表馬に選出。他にもNARサラブレッド系4歳以上最優秀馬(97、98年)、NARダート
グレード競走最優秀馬(98年)とダート最強馬の名を欲しいままにした。
引退後、00年から種牡馬入り。05年現在、3世代が競走年齢に達し、
JRAでは、05年2月5日の東京1R(3歳未勝利)で
コスモシンドバッド(牡3、美浦・富田一幸厩舎)が産駒初勝利を挙げている。